中国から化学物質が大量に飛来してくる状況が続いています。中国では公害への配慮がまったくないまま、儲け主義に走る企業が蔓延して、北京や上海では至上最悪の大気汚染が大きな健康障害を人々に撒き散らして社会問題になっています。中国では大気汚染が酷すぎて、マスクは常識ですし、現地の日本人学校では屋外外出禁止の指導がなされているほど、事態は深刻です。
そして、この汚染物質が風にのって中国本土だけではなく、日本にも飛来して、日本国内にも大気汚染が広がり、気管支喘息やアレルギー性皮膚炎、皮膚掻痒症そして、原因不明の全身倦怠感を日本国民に引き起こしているのです。中国に渡航した海外出張のサラリーマンは朝起きて換気して1時間くらいすると原因不明の全身倦怠感に襲われる人が多いです。そして、アレルギー症状がやがて出現します。なんだかだるくなったなあと思っているうちに喘息や皮膚炎が出てくるのです。皮膚掻痒症や喘息のほか、慢性頭痛や腰痛がアレルギー反応として出現することも多いです。このように中国は、国全体がシックハウス症候群になるほど大気汚染が深刻な影響を与えているのです。しかも、政府高官は、こうした問題には一向に関心がありません。
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環境汚染が進む中国は周辺国を困らせている
独裁国家であり、いまだ総選挙すら行われたことのない国なのでしかたないことなのかもしれません。そのためほとんどの日本人の中国滞在者は、締め切って空気清浄機をつけてしのいでいます。重大な事実は、この汚染物質が風にのって西日本もどんどん到達しているということです。九州大学の予報によると連日、汚染された空気が日本に流れてきていることがわかっていますが、テレビや新聞などのマスコミはこの事実を隠蔽して、あえて報道しないことで国民に隠しています。日本においても、特に西日本ではあまり換気しないで、空気清浄機を回して生活しなければ健康が守れない状態になりつつあるのです。外出するときにもマスクをしっかりとやるほうがいいです。それも、できるだけ高性能のマスクをつけておくほうがいいでしょう。何も対策していない人は、中国から飛来した汚れた空気をどんどん吸っていつの間にか全身がだるくなってしまう可能性が高いです。じんましん、皮膚掻痒症が起こる場合もあります。
皮膚掻痒症に苦しむ人が増えている
PM2.5を防御できるアレルギー対策用マスクです。なお、交換用フィルターは専用のものを使うことで効果を発揮します。PM2.5とは、硫酸塩を中心とする化学物質であり、中国の工業地帯から発生した有害な化学物質と黄砂が今現在も日本に大量に飛来しています。この有害物質は中国の企業が出しているものです。欧米や日系の企業も中国にはありますが、欧米系も日系も環境基準を守り有害物質を出さない配慮をしています。これに対して、中国の企業は当局にワイロ工作をしたりして、環境配慮への経費を削減しているということなのです。そのため、排煙はPM2.5を大量に含む化学物質の煙となり、北京や上海では50メートル先もかすんで見えないほど、大気汚染が進んでいるのです。有害物質は地下水まで汚染しているそうです。都市部での地下水汚染は深刻です。このように空気も水も汚染がどんどん進んでいるのが中国の現状なのです。大陸から飛んでくる大気汚染物質が、日本人のなかにじんまんしん、皮膚掻痒症が増えている最大の原因です。
偏西風が日本に有害汚染物質を運んでくる
そして、この有害物質が、偏西風に乗って日本に黄砂とともに大量に飛んでくるのです。それはもはや西日本だけではなくなっています。日本全土に及んでいます。今後、PM2.5の吸い込みを原因とする肺ガンが増加するといわれています。この化学物質の悪影響は鼻炎や気管支炎、アレルギーなどのほか皮膚炎も起こします。最近、幼稚園児などでも目の周囲や頬に皮膚炎がおこる子どもも増えています。そして、長期的には発がん物質であるゆえに、肺ガンをはじめとする癌が増えることになります。身を守るには、室内では空気清浄機を稼動させて室内空気を浄化することですが、外出においては、しっかりとしたマスクを使う必要があります。コンビニで買えるようなものはPM2.5を完全には防げません。
pm2.5の24時間換気との関係
24時間換気とは、室内の空気を排出し、戸外の空気を取り込む装置で、日本の多くの家屋にはほとんど装備されています。pm2.5の問題点は、24時間換気システムの稼動によって室内に侵入してしまうところです。そしてアレルギー症状を引き起こし、皮膚のカユミや炎症を起こします。pm2.5のアレルギーでは湿疹など皮膚の症状が出現しやすいようです。アレルギー対策としては、フィルターを使って24時間換気システムからのpm2.5の侵入を阻止することをおすすめします。PM2.5の正体は硫酸塩を含む有害化学物質であり、それは中国の工場の廃棄ガスです。中国では工場も車も公害対策がまったくなされていません。そのため、大量の有害化学物質の微粒子が発生し、それが風にのって日本まで運ばれてきているのです。じんましんや皮膚のかゆみなどで苦しむ人にとって空気清浄機は必須です。
黄砂とPM2.5
黄砂といっしょになってpm2.5は日本に飛んできていて、いまや日本全土にふりそそいでいる状況です。そのアレルギーの症状は花粉症と同じような鼻炎、喘息、じんましん、掻痒症、皮膚炎などですが、発がん物質であることから、長期間吸い込んでいると、肺ガンをはじめとするいろいろな癌を発生させることがわかってきています。微小粒子状物質PM2・5が高濃度の地域ほど、心臓発作を起こした患者の経過が悪く、死亡率が高まることもわかっています。ロンドン大学衛生熱帯医学大学院が欧州心臓病学会誌に発表しPM2・5の発生がなければ、死亡を12%減らせると分析しています。レスプロというマスクがpm2.5に効果がありますが、室内では、空気清浄機が必須になってきています。黄砂は換気することで室内に侵入するので、24時間換気などは停止させて、空気清浄機を稼動させることが重要です。