食べる順番を工夫することでやせる

食べ順爆発ダイエットというのが流行ったことがありますが、このノウハウは昔から知られていたもので、新しいものではありません。これは食事の量ではなく、食べる順番を工夫することでやせるノウハウです。40才をすぎるとお腹がでっぷりと太ってくるものです。まるでタルのようにお腹が太くなり、お尻は洋ナシのように丸々とし、太ももは、丸太のようにでっぷりと太ってしまうものです。その体型はとても醜く、また恥ずかしくなるものです。とても水着になれたものではありません。

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食べ順爆発ダイエット

食べ順爆発ダイエットでは、食事の時の順番を工夫しています。まず、一品ずつ食べるというのが大原則であり、一番最後に炭水化物を食べるというのがもっとも重要です。最初に食べるのは、食物繊維です。食物繊維を食べるときには一番最初に生の野菜などを食べます。次に発酵食品の食物繊維を食べます。漬物などがこれにあたります。その他の食物繊維は最後に食べます。食物繊維をすべて食べ終えられたら、次はタンパク質を食べます。タンパク質も最初は植物性のタンパク質を食べます。豆腐や納豆がこれに該当します。その次に動物性タンパク質を食べます。食物繊維、タンパク質を食べ終え、ようやく炭水化物です。

炭水化物は血糖を一気に上昇させるので最後に食べる

つまり、炭水化物は一番最後なのです。この他には、月に一度程度、炭水化物をたっぷりと食べてもよい爆食の日を設定しています。これはストレス発散のためなどではありません。食べる順番をきちんと守ると、体重がどんどん落ちます。すると、その反動で新陳代謝が低下してきます。その原因はレプチンというホルモンの低下によるのです。レプチンは、減量が進むと減少していきます。するとダイエットの進展が停滞して、やせにくくなるのです。この問題を解決するために、爆食の日を設定するのです。炭水化物をその一日だけたっぷりと食べるのです。すると、その刺激によりレプチンが大量に分泌されて、再び、翌日からダイエット効果が出てくるようになります。この食べ順爆発ダイエットでは、食べる順番の工夫により血糖値の上昇を最大限に抑えます。

いちばん最後に炭水化物を摂ることでインスリン分泌を抑える

すると、食事中のインスリン分泌が少なくすみます。その結果、食欲が抑えられるのです。もし、食事の最初に炭水化物をとると、血糖値が一気に上昇するために、インスリンがただちに分泌されます。するとインスリンが作用して血糖値は下がりますので、その結果。低血糖を感知した脳は飢餓状態と誤認して、いっそうの食欲中枢を刺激し、食欲が増進するのです。この悪循環をすっぱりと断ち切るのが、食べ順爆発ダイエットなのです。50歳を過ぎたら炭水化物を食べるのをやめなさいというダイエットがありますが、食べ順爆発ダイエットでは、炭水化物を食べることが許されているので、心理的には実践しやすいかもしれません。

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