脳機能を阻害するアレルギー物質

アトピー性皮膚炎の治療では除去食といって、牛乳を避けたり、卵を避けたり、アレルギーを引き起こす原因の物質を食材から取り除くことをします。これらの物質をアレルゲンともいいますが、アレルゲンの検査は多くは血液検査や皮膚パッチテストで行われています。その検査の対象に含まれていない多くの化学物質がまだ存在しています。アレルギーの反応を助長している原因物質は多数存在しているのではないかといわれてきています。それは、農薬、化学保存料、香料などの添加物です。また、入浴時に使用するシャンプーやボディソープ、入浴剤や歯磨き粉、そして基礎化粧品やメイクに使う化粧品、口紅やヘアカラー、これらの製品は食材ではないがゆえに、食材では禁止されている有害な石油系タール色素なども使用されています。それらは皮膚から体内に浸透して、蓄積していくことが判明しています。体内に浸透した化学物質はなかなか体外に排出されずに蓄積を続けます。

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脳機能にも悪影響を与えるアレルゲン

有害物質が体内に侵入し、一定の限度を超えると、体は反応を始めます。そしてアトピー性皮膚炎や気管支喘息が出現してきます。アレルギー症状にはいろいろな症状がありますが、関節痛を起こしたり、集中力低下などの脳機能への悪影響もあることが知られています。また、母乳育児の場合、母乳からアレルギーを誘発する物質が取り込まれる可能性があることもわかってきています。食材、入浴のグッズ、化粧品、ヘアケア製品、食器洗い洗剤、衣服の洗剤などあらゆるところを改善する必要があるのです。無添加製品は、太陽油脂株式会社という無添加にこだわった石鹸の会社や、戦前からあるミヨシ石鹸株式会社などの古い国内メーカーで安価に入手可能です。

花粉やPM2.5を除去する

クロスプラズマイオン発生機は、自分の周囲一メートルにマイナスイオンでバリアをつくり、花粉をシャットアウトできる携帯用のグッズが人気です。花粉粒子やウイルス、細菌は、プラスイオンなので、マイナスイオンとくっついて捕らえられます。こうして花粉の除去をしていくのです。いろいろなグッズと併用すれば効果的です。花粉症などのアレルギー体質の緩和にビタミンDが効くという研究報告が複数あります。ビタミンDが欠乏した状態になると、アレルギー体質が悪化するそうです。花粉症の人では、ビタミンDを補うと症状改善がみられたとの研究があります。日光にあたることが減り、ガラス越しやUVケアでは、日光にあたってもビタミンDが合成されないので、現代人は慢性ビタミンD欠乏状態です。そしてビタミンDは、アレルギー、花粉症、関節痛、高血圧、がん、などの疾患の発症を予防するビタミンなのです。インフルエンザウイルスやコロナウイルスへの感染も、ビタミンDが欠乏している人では重症化しやすいことが判明しています。クロスプラズマイオン発生機は、花粉をクロスプラズマイオンで包みこんで落とします。吸い込んでしまう前段階で全部、撃墜します。車でも室内でも使えるし、嫌なにおいを除去するパワーもあり、役立つグッズです。

メチル化カテキンとヘスペリジン

じゃばらはミカンの親戚ですが、青ミカン以上にアレルギーを抑制するパワーがあるのです。花粉症の人や、慢性鼻炎の人には、じゃばらや青みかんは、助けになります。青みかんやじゃばらにはヘスペリジンという成分が含まれており、これが抗アレルギー作用を発揮します。クロスプラズマイオン発生機で花粉を撃退し、青みかんやじゃばらで体内環境を整えるとよいでしょう。べにふうき茶とよばれる緑茶には、メチル化カテキンという成分が豊富です。このメチル化カテキンは花粉症の症状の原因である、アレルギー反応を抑制することが、研究報告されています。花粉症の時期はふだん飲むお茶を、べにふうき茶にすれば、アレルギー対策となる可能性が高いのです。サプリメントとしても市販されているので、あわせて飲むとさらに強力な対策となりえます。京都府の宇治田原町や鹿児島などで生産されている、べにふうき茶をサプリメントにしたものも市販されています。元来、緑茶そのものにもアレルギーを抑える効果があることは知られていました。しかし、べにふうきは、それ以上に高濃度のメチル化カテキンを含むので、強いアレルギー抑制作用があるということです。くしゃみや鼻水や目のかゆみがつらい人は、べにふうき茶やべにふうきサプリを併用すると、つらい症状が早く収まる可能性があります。サプリメントやお茶の場合、そのデメリットとしては作用の持続時間が短くなることがあげられます。つまり、朝、昼、夜と摂取することで、はじめて一日中をカバーできるのです。抗アレルギー薬ならば、寝る前に一錠飲むと、翌日の夜まで大丈夫な24時間作用の長時間タイプもありますが、サプリメントは飲んでから数時間の効果しかありません。その反面、副作用も少なく、眠気もでないので安心なのです。花粉症の症状が強い時期は、ビタミンDを飲みながら、青みかんや、べにふうき、じゃばら、など総合的によいものを補い合うようにすれば、眠くならない花粉症対策をすることができるのです。花粉の飛散量が多い時期はこのような複合的な対策がおすすめです。外出の際にはマスクをつけ、家でも空気清浄機を使用してできるだけアレルゲンに触れないよう対策を講じましょう。

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