PM2.5が中国から飛んでくるようになり、秋から冬のアレルギーも増えてます。皮膚炎、皮膚のかゆみ、喘息の悪化、花粉症の悪化などがおこります。そういう場合でも、青みかんのサプリはアレルギー反応を緩和してくれているようです。通年性でも冬季花粉症でも青みかんのヘスペリジンは、体内環境を整えてくれます。青みかんとは、未成熟温州みかんのことで、その皮に含まれるポリフェノールがヘスペリジンです。抗アレルギー作用があることが近畿大学など大学研究機関による研究で判明しています。
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「抗アレルギー作用」「血流の改善」の成分
ヘスペリジンは、温州ミカンの未成熟な果実の中に豊富に含有されているのです。青みかんの成分であるヘスペリジンは、抗アレルギー作用があり、鼻水やくしゃみを軽減させることも近医大学や岐阜大学などの研究で判明しています。近畿大学の薬学部が主に研究をして、このヘスペリジンの作用を究明しました。抗ヒスタミン系のアレルギー治療薬はどうしても眠くなることが問題になります。これに対して、青みかんは、眠くならないので、よいということと、青みかんに含まれるそのほかの成分もあいまって健康増進によいのです。PM2.5対策はもちろん空気清浄機が必須であり、外出にはマスクですが、体内環境も整えていくと、内側からも防衛することになりますのでいっそう良いのです。
ヘスペリジン
アンチエイジングによい青みかんのサプリにはヘスペリジンが含まれています。これがアレルギーにもよいとされ、青みかんティーや青ミカン茶も出ています。青みかんティーや青ミカン茶は、青みかんの健康効果をお茶として吸収できるものとして人気です。ヘスペリジンでアレルギーを改善し、カロテンとビタミンで、アンチエイジング。アレルギー性鼻炎にもいいということで青みかんは注目されています。健康になるビタミンが豊富でアンチエイジングにも良いアレルギーの人のためのお茶。青みかんのヘスペリジンでアレルギー体質から脱出できるならありがたいです。ヘスペリジンのアレルギー緩和作用は、近大薬学部などの研究機関での試験結果で世間に知られるようになりました。花粉だけではなく、あらゆるアレルギーに応用可能な研究といわれています。サプリメントの原料に青みかんが使われているのもめずらしいです。最近では、青みかん抽出ヘスペリジン含有飲料といったものも出ています。ヘスペリジン成分を含むドリンクタイプです。これなら、携帯にも便利ですぐに飲めるので、そのときに使えるメリットがあります。携帯できるドリンクで花粉症を撃退できるというのも新しい発想です。青みかんサプリメントは医薬品ではないので、医薬品としての効果や効能はありません。
青みかんとは
青みかんとは未熟な温州みかんの果実です。青みかんの中には、アレルギー反応を抑えるヘスペリジンという成分が豊富に含まれていることがわかっています。青みかんには同時にビタミンCやカロテンなどのアンチエイジングにもよい成分が含まれるため、飲み続ければ、花粉症だけではなく、健康効果が期待されます。近畿大学薬学部と農学部の共同研究により、青みかんのさまざまな健康効果が判明してきています。ヘスペリジンを摂取することで、花粉症のくしゃみ、鼻水、鼻づまり、だるさ、などの症状が緩和するとの研究報告が学会にも発表されました。青みかんと花粉症の関係は以前から知られていましたが、近畿大学農学部と薬学部がそのメカニズムを解明したのです。青みかんを原料とする漢方の生薬にキジツ、キコクなどがありますが、これが風邪などに使う漢方処方の中にも配合されているため、昔からその何らかの薬理作用については注目されていたのです。青みかんの効果は、花粉症の症状を抑えるだけではなく、含有されるビタミンC、カロテンなどが動脈硬化を予防し、アンチエイジングにもよいことがあげられます。もちろん眠気などの副作用がありませんので、子どもでも安心して使えますし、車の運転にも差しさわりがありません。
青みかん、べにふうき
花粉飛散の季節だけでなく一年中、花粉症に悩まされる人が増えています。医療機関でもらう抗アレルギー剤は、眠気やだるさが出たり、自動車の運転を控えるように指導されたり、不便です。眠気を催さない薬では漢方薬の小青竜湯や麻黄附子細辛湯が医療機関でも処方してもらえるところがあります。漢方薬も、しょせん薬なので、もう少し自然な食品やサプリメントで、なんとかしたいという方も多いかと思います。サプリメントでは近畿大学農学部と薬学部が共同開発した青みかんのサプリメントがあります。青みかんに含まれるヘスペリジンという抗アレルギー作用の成分を利用したもので、原料が無農薬みかんなので、ビタミンCやβカロテンも含まれ、健康的です。他には「べにふうき」というお茶の品種がよいです。こちらはメチル化カテキンという成分が抗アレルギー作用を発揮します。スギ花粉症での研究で、べにふうき緑茶を飲んでいる人は、スギに対するIgEと血液中の好酸球数が増加しないことがわかっています。メチル化カテキンは肥満細胞のIgEに結合する部分を抑えることやヒスタミンの放出の抑制によってアレルギーを抑えるとされています。他に甜茶(テンチャ)というバラ科キイチゴ属の茶もあります。中国の茶です。この他、グァバ茶もよいといわれています。グァバは日本ではバンザクロやバンジロウと呼ばれる茶で沖縄や九州南部で産します。中国では蕃石榴と呼ばれます。南米ではシジュウムと呼ばれています。中国製よりも国産のものを飲んだほうが安全でしょう。
肥満細胞とヘスペリジン
青みかんのサプリメントを飲む人が増えてきました。アトピー性皮膚炎もアレルギー性鼻炎や花粉症も、花粉やハウスダスト、食物アレルゲンなどの原因となる物質が体内に入ることで反応がおこって症状が出ます。ヘスペリジンがアレルギーの反応の流れを抑えて、肥満細胞からのヒスタミン遊離を抑制することがわかっています。青みかんは、アトピーも含めたアレルギー体質の全般に健康食品として役立つのです。アトピー性皮膚炎で苦しんでいた人が、サプリメントとして青みかんを摂取していると、次第に皮膚炎の症状が軽快して、かゆみが軽減していったとの報告もみられます。最近では、大気汚染がアレルギーを悪化させているようです。中国から飛んできている汚染物質、PM2.5について、話題になっていますが、いまや、この有害微粒子が日本全土に飛来しているので、これのせいで、鼻炎や皮膚炎などの症状が悪化する人も出てきています。花粉にせよ大気汚染にせよ、外出においてはマスク、室内では空気清浄機により、美空や気管支や肺の中に吸い込まないように予防することはとても大切です。しかし、完全に防御することはなかなか困難でもありますので、どうしても、症状の悪化がおこるということになります。その場合も、青みかんを毎日、摂取することで、アレルギー反応全般を抑制して、諸症状を緩和していけると考えられています。単なるスギ花粉やヒノキ花粉による花粉症のみならず、PM2.5による鼻炎などのアレルギーにも、青みかんが有効であると考えられるのです。
古来から漢方薬としての効能
漢方では陳皮(ちんぴ)も、枳実(きじつ)もr理気剤とされました。これは気のめぐりをよくする生薬と言う意味です。気、血、水のバランスをととのえる漢方薬の理論の中で、気のめぐりはすべての生薬の働きをととのえるのです。そのために、古来から、六君子湯(りっくんしとう)をはじめ、さまざまな漢方薬に陳皮(ちんぴ)も、枳実(きじつ)も配合されてきました。枳実(きじつ)は、ミカン科ダイダイまたは近縁植物の未熟果とされて青みかんに近いものです。近大の研究で、青みかんにヘスペリジンという成分が含まれることがわかりました。ヘスペリジンは抗アレルギー作用があります。青みかんにはビタミンCやカロチンなども含まれており、健康増進に広く役立つとされています。青みかんは、ヘスペリジンだけではなく、このようにさまざまな健康成分を含むので長期的はアレルギーだけではなく、健康増進そのものに有効であると考えてもよいものなのです。鼻炎の症状だけではなく、アレルギーによる皮膚炎や、咳や喘息などの反応も、ヘスペリジンによって緩和される可能性が高いのです。また、花粉によるアレルギー反応だけではありません。ハウスダストや黄砂や、PM2.5と呼ばれる有害微粒子などの化学物質によるアレルギー反応もまた緩和すると考えられています。