40代以降でも冴えた脳を維持するには

40代以降になると、最近、頭の回転が悪くなったと嘆く人がみられます。それはどのような原因でおこるのかといえば、脳を使っていないことから起こるのです。頭を使っているようでいても、いつも同じことの繰り返しの中であれば、脳機能は低下してきます。いつも新しい体験や刺激を与えることで脳は活性化します。脳のアンチエイジングでもっとも大事なことは新しい刺激を与えるということなのです。脳細胞が死ぬからボケるのではありません。そうではなくて、刺激がないから、機能低下でボケるのです。脳細胞が一日10万個死ぬという話がありますが、それは都市伝説に過ぎません。誰も数えた人はいないのです。

転職は脳に良い

脳の働きを考えると40才前後で仕事を変えてみるというのは非常によいことでもあるのです。40才前後でリストラされたら、脳にとっては幸いであって、新しい刺激でますます若返るのだと考えてみると違った視点から物事を見ることができるのです。脳は怠け者であり、同じ思考系を使い続けると、機能低下を招くのです。これを防止するには10年間隔で新しい物事にチャレンジするのが最善なのです。例えば、ある医者の場合は30代は内科医、40代は病院管理職、50代は病院経営者、60代から著述業というように同じ医療カテゴリーの中でも仕事の種類を変えつつ、脳機能を活性化させてきたのです。

あわせて読みたい関連記事: