脳の機能と肩こりの関係性

首と肩がつらくなると、集中力が低下して作業効率が落ちることは誰でも知っています。脳の意外な機能低下の原因とは肩こりなのです。日本では約1200万人もの人が肩こりに悩んでいるといわれています。肩こりのせいで脳の機能が低下するのですから、肩こり解消は脳のアンチエイジングにも欠かせません。厚労省の国民生活基礎調査でも肩こりの自覚症状は日本人の1179万人にあるとのことです。腰痛が1328万人であることを考えると、肩こりと腰痛は、国民病ともいえるものです。この肩こり解消法としては古来から肩もみが常識でした。しかし、最近の研究で、筋膜という筋肉を包む薄い膜が肩こりにおいて重要な存在であることがわかってきました。人体にある600あまりの筋肉をそれぞれに包んでいる筋膜ですが、筋膜の厚みが増すとそこに肩こりが起こることが次第に明らかになってきたのです。肩こりははじめは、長時間同じ姿勢が続いたりして筋肉が収縮したままになると起こります。それをもみほぐすことで一時的には症状は緩和されます。

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筋膜のしわをのばして肩こりを解消すれば脳機能もアップする

ところがこのようなもみほぐしを繰り返すと、筋膜にしわができてしまい、肩こりが悪化する仕組みがあるというのです。そして、実際に筋膜にできたしわの部分に生理食塩水などをエコーで位置確認しながら注射すると、しわが引き延ばされて、肩こりの症状が消えることも確かめられています。このことからも、筋膜のしわを伸ばすストレッチが肩こりにはもっとも効果的であると考えられるようになりました。肩もみよりもストレッチが肩こりを解消し脳機能も高めてくれるということです。両手でSの字を背中側につくるストレッチや、平泳ぎの動きをするストレッチ、そして、バレリーナのように腕をしっかりと伸ばすストレッチなどが推奨されています。伸ばしたら30秒から90秒はその姿勢を保ち、しっかりと筋膜のしわを引き延ばすのがコツだということです。一日三回ほどするだけで二週間もしないうちに症状が大きく改善するのでおすすめです。

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