マーガリン、ショートニング、ファットスプレッドの有害性についてご存知ですか?
パンにマーガリンをつけて食べている人はすぐにやめたほうがよいです。
マーガリンにはトランス脂肪酸という有害な油が含まれているからです。
ショートニングに関してはほとんどのお菓子に使用されています。
子供が日常的に食べるポテトチップなどにも含まれているのです。
目次
トランス脂肪酸は自然界にはない人工的な油
トランス脂肪酸は体の中で代謝されずに内臓脂肪としてそのまま蓄積されやすいのです。
それが血管にも動脈硬化を起こします。
心臓病や脳血管障害、糖尿病のリスクを高めてしまいます。
またトランス脂肪酸を分解処理するのには、大量のビタミンやミネラル、酵素が消費されてしまいます。
トランス脂肪酸は、マーガリンやショートニングに含まれるため、
それを用いて作られるクッキーやケーキにも含まれています。
最近は、トランス脂肪酸を含まないケーキやクッキーも発売されています。
トランス脂肪酸が使われている食品を日常生活から排除することで、
ファイトケミカルの貯蓄も増えて、認知症も予防できるのです。
脳によいEPAやDHAを摂ると同時に野菜のファイトケミカルを
ファイトケミカルとは植物が身を守るために持っている色素や苦味や渋みのなかにあります。
これらの物質は、活性酸素を除去したり、免疫機能を高めてくれます。
ポリフェノールや硫黄化合物や、カロテノイド類、テンペル類などです。
これらを総称してファイトケミカルといいます。
フルーツや野菜は、ファイトケミカルを豊富に含んでいます。
脳機能を高めるには食べる油の種類を変えましょう。
トランス脂肪の多い食材を減らし、魚油やゴマ油、シソ油、エゴマ油、
オリーブオイル、フラックスオイルなど善玉とされる油を取りましょう。
糖質を減らしても果物は減らさないこと
糖質は虫歯や歯周病の原因にもなるので、甘いジュース類は避けるほうがいいです。
糖質が起こす糖化現象は加齢を加速します。糖質を減らすことは大切です。
しかし、果物は糖質が多いからといって減らしてはなりません。
果物のファイトケミカルは認知症予防とアンチエイジングを助けてくれます。
オリーブオイル、フラックスオイルを食事の中に取り入れましょう。
脳機能を高める良い油として、フラックスオイルは特におすすめです。
認知症予防には強力な味方になります。サラダにかけるなどの方法で取り入れましょう。