耳鳴りとめまいに効く生薬

耳鳴りとめまいが症状に出てくる疾患としてはメニエル病ですが、耳鼻咽喉科で治療をしても、なかなかすっきりと治癒しない疾患でもあります。そのため耳鼻科医でも漢方を処方したり、鍼灸治療をすすめる人もいます。漢方ではいくつかのよく聞く処方が知られています。半夏白朮天麻湯(ハンゲビャクジュツテンマトウ)が有名です。

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高血圧も耳鳴りをひきおこす

高血圧も、耳鳴りやめまいを伴うこともあります。高血圧の場合は釣藤散(ちょうとうさん)という漢方処方が耳鳴りやめまいを取り除くことが知られています。血圧が高すぎる場合、それを緩和します。七物降下湯(しつもつこうかとう)という処方も有名です。めまいについては蜂の子も試してみる価値があります。中国の北京医科大学での研究では、蜂の子を服用した患者の七割は数日でめまいが治ったそうです。耳鳴りでも半年後には75パーセントが治ったとの結果が報告されています。ハチの子はもともと健康食品としても使われ、滋養強壮の生薬でもあります。耳鳴りとめまいに悩んでいる人は、健康補助食品としての蜂の子サプリを毎日飲んでみるといいかもしれません。

自宅で簡単にできる耳鳴り・めまい解消法

耳鳴りを起こす疾患の中でも、早めに医療機関に受診したほがいいのは、突発性難聴です。これはウイルス性の疾患であり、ウイルス感染によっておこるものです。その反応をおさえるのにステロイド剤を使いますが、適切に治療すれば、後遺症もありません。このように治療に反応するタイプの耳鳴りもありますが、実際には、加齢により聴力が低下する過程でおきてくる、原因不明の耳鳴りも多いです。また、ストレス性の耳鳴りというのも非常に増えてきています。この場合はヨガや太極拳などの自律神経を整える体操の類を習慣化するなどの適切な方法で、心身のストレス緩和をして、自律神経のバランスや内分泌のホルモンバランスを整えてあげることで、耳鳴りが解消されるのです。

ハチノコは滋養強壮の働き

ハチノコも自律神経や内分泌を整えることで、ストレス性の耳鳴りも改善すると考えられていますが、一方で、加齢による、聴力の低下そのものも緩和して、加齢性の耳鳴りも改善させているようです。耳鳴りを改善させる方法とめまいを改善させる方法は非常に共通点があります。生活上のさまざまな工夫により、これらの症状は改善していくのです。耳鳴りを改善するには食生活の工夫やサプリメントなどいろいろな方法があります。自分でできるケアについて理解しできることから試すことが大切です。高齢者でもハチノコのサプリメントを飲むぐらいなら、実践しやすいでしょう。

耳鳴りがおこる原因は耳鼻科で検査

耳鳴りの対策の一つ一つは、それほど劇的に奏効するものではありません。耳鳴りの全体像を把握して、理解するには耳鼻科を受診して診断を受けることが最適ですが、まず試してほしいのは、蜂の子のサプリを飲んでみることです。日本では今、国産の良質な蜂の子のサプリが通販などで入手できるようになっています。もともと、日本では伝統食として、滋養強壮によい蜂の子を食べる風習がありました。食材としての感覚で、手軽に試してみるといいと思います。耳鳴りが蜂の子のサプリで改善した人の話では、効果が出るまで飲み続けるのがポイントで、三ヶ月から半年は続けることで、少しずつ、耳鳴りが緩和されていっている人が多いです。即効性が感じられないので、途中でやめてしまう人がいるのは、もったいないことです。判断するには、せめて半年はやってみるほうがいいです。滋養強壮の動物生薬でもあるので、飲み続けると、体が元気になり、だるさがとれて、体調がよくなるのを実感することでしょう。そして、しだいに耳鳴りも緩和されてきているはずです。三割ぐらいの人には、効果が出ないようなので、耳鼻咽喉科に受診して、自分の耳鳴りの原因が、他の病気から来るものでないか検査は受けておく必要があります。MRI検査なども時に必要となるでしょう。

耳鳴り、難聴と老化との関連

高齢者になると耳鳴りが増えてくる最大の理由は、加齢にともなう感音性の難聴がおこってくるからです。この難聴の症状が進んでいく過程で、耳鳴りがおこります。これが高齢者にもっとも多いものです。耳鼻科などに相談にいくと、治らないといわれます。本格的に聞こえなくなると、補聴器をすすめられます。耳の周囲の血流を改善する内服薬を処方されることが多いですが、これで劇的によくなるということは少なく、満足できるほどには軽減しません。そんな場合は、ハチノコサプリをおすすめします。耳鳴りに特によいとされてきた生薬です。蜂の子は、漢方の古典にも記載されている不老長寿の効能があるとされる動物生薬です。漢方の古典でも、蜂の子を飲んでいるといつまでも若々しく、耳の聞こえもよいと記述されているほどです。滋養強壮の作用もあり、疲れにくくなります。耳鼻科でもらう対症療法の薬がまったく効果を感じられないという人はハチノコをお試しください。日本ではさまざまなメーカーが、ハチノコのサプリメントを市販しています。もともと滋養強壮の生薬なので、そのつもりで飲んでいると、忘れた頃に耳鳴りも治っていたということが多いようです。

蜂の子サプリメント

日本では蜂の子は、健康食品の位置付けですから、一般の病院での処方は難しいため、サプリメントとしての摂取がおすすめです。ミツバチの蛹と幼虫を原料とするサプリメントが市販されています。クロスズメバチの幼虫が本来、日本ではハチノコとして長野県などでも食材にされていました。耳なりに関する効能としては、ミツバチもクロすずめバチも同じです。最近の臨床研究の多くは、ミツバチのハチノコを使っています。蜂の子を飲んで、最初に実感することは、その滋養強壮の効果です。飲み始めると、多くの人で、体のだるさがとれたり、体力がアップしたり、疲れにくくなったりといった滋養強壮の効果を体感されます。その後、耳鳴りやめまいなどが軽減していくようです。七割以上の人がその効果を体感するとの研究報告もあります。これは蜂の子が本来もっている動物生薬としての働きです。動物生薬といえば、漢方では、まむし、すっぽん、さそり、タツノオトシゴなどが使われています。その中でも、蜂の子はもっとも強力な滋養強壮の作用があるとして、漢方医学でも老化防止、不老長寿の生薬として重要視されてきたのです。ハチノコは、漢方では蜂子(ほうし)と呼ばれて、滋養強壮、健康長寿に効果があると約二千年前の古典、『神農本草経』にも記載されていました。

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