耳鳴りと八味丸、耳は老化と密接に関連

耳鳴りという症状は、老化現象と密接に関連し、肉体が老化していくことで耳鳴りは、起こりやすくなります。その代表が、加齢性の感音性難聴です。加齢にともなって、誰でも感音性難聴になっていく傾向にありますが、人によってそれが早く進む人と、ゆっくりと進む人がいます。100才になっても感音性難聴がないという人もいます。

目次

加齢性の感音性難聴の進行過程で耳鳴りに

50歳から60歳ごろに耳鳴りの症状が出てくる人が多いのは加齢性の感音性難聴のためです。この仕組みがわかれば、加齢に関する一切の予防法が耳鳴りの予防には有益だとわかります。つまり、アンチエイジングによる耳鳴りの予防ということです。漢方では、二千年前からこの事実が知られていました。漢方における抗加齢療法の主役は、八味地黄丸(はちみじおうがん)という処方です。八味地黄丸は、加齢にともなうさまざまな症状を緩和することが知られています。腰痛や、皮膚のかゆみ、頻尿や、手足の冷え、白内障、耳鳴り、そしてEDまで、老化にともなっておこる多くの症状を改善させることがわかっています。八味地黄丸には、ほかにエキス剤もあります。エキス剤は煎じた生薬を顆粒状にしたもので八味地黄丸料(はちみじおうがんりょう)と料の字がついていることで区別されます。本来の八味地黄丸は、丸薬です。本来の製法のもののほうが効き目が強いことはいうまでもありません。

耳鳴りで悩んでいる人はハチノコのサプリメント

耳鳴りをはじめとする耳の疾患に昔から活用されてきたのがハチの子です。健康食品として試せるハチノコも耳鳴りに良いので、気軽にこれを中心にしつつ、この八味地黄丸も併用して、アンチエイジングを心がけることでいっそう早く改善できる可能性があります。アンチエイジングのためには、毎日のウォーキングや筋力トレーニングも有益です。散歩などができない人は、家の中でできるトレーニング器具を入手することもよい方法です。下半身を鍛えてくれるトレーニング器具としては、ミニトランポリンがお勧めです。ミニトランポリンは通販でも入手でき、毎日、数分、飛ぶだけで大きな筋力維持効果があります。

耳からくるめまいや難聴の予防と改善に良い漢方

漢方療法では、耳鳴りには、釣藤散(ちょうとうさん)や、半夏白じゅつ天麻湯(はんげびゃくじゅつてんまとう)を頻用しています。八味地黄丸(はちみじおうがん)もよく使われています。耳鼻咽喉科領域のさまざまな症状に漢方薬が応用されています。中耳炎には、葛根湯(かっこんとう)あるいは、葛根湯加桔梗石膏。咽頭炎には、小柴胡湯加桔梗石膏(しょうさいことうかききょうせっこう)。アレルギー性鼻炎には、小青竜湯(しょうせいりゅうとう)や、麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう)がよく効く処方です。漢方薬は、ハーブですから、自然治癒力を高め、免疫を賦活して、元気を回復して、病気を治していきます。耳鳴りに効くことで知られる蜂の子ですが、漢方の古典には、滋養強壮の生薬として、収載されています。滋養強壮というのは、現代でいえば、精力剤であるし、また、アンチエイジングの妙薬であるともいえるでしょう。

ハチノコのサプリメント

ハチノコのサプリメントを続けていくことは、全身の体調管理にもなり、体が元気になり、病気をしにくくなり、そして、同時に耳鳴りも解消されていきます。副作用の強い西洋医学の薬と違って、長期間、健康法として飲み続けても副作用の心配もなく、かえって、全身の健康にも寄与するというのが、ハチノコのすばらしいメリットであるといえるでしょう。蜂の子は、体質にかかわらず、飲むことができるものですが、漢方処方の場合は、その処方ごとに、目標とする体質や症状が細かく定められています。自分にあっていない漢方を独自判断で飲むとまったく効かないことも多いです。そのため、漢方薬を試したい場合は、漢方に詳しいドクターを探して、医師の診断をうけて、処方を選ぶことをおすすめします。ハチノコは、気軽に試してみることをおすすめします。

あわせて読みたい関連記事: