いわゆるボケ防止をして認知症になりたくないなら、どんな生活と食材が重要なのでしょうか。認知症の患者数が、2050年までに現在の約3倍に達する可能性があると、国際アルツハイマー病協会の発表がありました。世界中で、認知症の予防についての関心が高まっています。エゴマ油が、認知症の予防と改善に非常に有益であることもわかってきました。エゴマというのはシソの仲間の植物ですが、オリーブ油などよりもリノレン酸の含有量が数十倍も多く、体内にとりこまれると、これが、EPAやDHAに合成されて、脳機能を活性化させます。エゴマ油をスプーン一杯ずつ毎日飲ませることで、認知症スケールが改善したとの研究成果も出ているのです。
認知症を防ぐ油
エゴマ油、アマニ油、オリーブ油、青魚油などの脳機能改善に有益な善玉の油をとることで、脳機能を高い状態に維持していくことができます。頭をよくするコリンの摂取のために、朝は卵かけご飯にすることもよい方法です。また、コリンの多いものとしては、卵の黄身、コーヒー豆、ナッツ、サーモンなどがあります。また、コリンもDHAも体内で合成はできないので、食材から摂取ことが大切で、DHAは、魚をとることで補充できます。生活習慣としてもっとも重要なボケ防止法は、歩くことです。毎日歩くこと、一日一万歩あるくのが理想です。週に一回以上、一時間の運動をすることで脳の機能低下を防止できます。