100歳でもボケ知らずの養生訓

篠田桃紅さんは、102歳の美術家として有名ですが、長生きの秘訣はと聞かれると、
夢中になれるものがあれば、人は精神的に救われるのだと答えておられます。
自由に最高の価値を置き、墨を用いた抽象画が世界的に評価される篠田桃紅さんの
自由を重んじる生き方が脳のアンチエイジングを実現しているのでしょう。

日野原重明さんは、103歳の内科医であり、日本を代表する百寿者とされています。
食事を工夫しておられることが特徴で、カロリー制限を心がけ、1300キロカロリー
ほどしか毎日食べないようにしているそうです。このようなカロリー制限が、長寿遺伝子を
活性化させて、アンチエイジングに有益であることはよく知られていることです。
今でも年間150回もの講演をこなしておられ、五年先まで講演予定が決まっているそうです。

脳のアンチエイジングには生きがいのライフワークが必須

奥野誠亮さんは、102歳の政治家です。保守政治家として最長老になる方ですが、
健康法はゴルフと麻雀とのことで、朝ごはんをたっぷりと食べる派のようです。
こうした100歳を超えて健康で認知症にもならずに元気に過ごしている方々は、

例外なく、人生の中に生きがいを見出し、ライフワークをもって日々、何かに挑戦する
生き方をしているようです。それが脳のアンチエイジングに有益な影響を与えているのでしょう。
生きがいを持つこと。日々、明るく楽しく過ごすこと。こうしたことが脳の若返りを
促進し、肉体面でも好影響なのでしょう。食事についてはそれぞれのやり方があるようです。

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