食事の工夫~認知症にならない方法

どうやって認知症を予防していくか。認知症になる人は人とのかかわりが少なかったり、孤独癖が強い傾向がありますが、食事も大きな要素です。認知症の予防には重要なコリンという栄養素が見直されています。コリンというのは、卵や大豆などに含まれているもので、特に卵黄、豆腐、豆乳、さつまいもなどがおすすめです。コリンとビタミンB12を摂取するとアセチルコリンが脳内で増えて脳機能が活性化されます。大豆のほか、えんどう豆やグリーンピース、玄米にも含まれます。最近は玄米ご飯を食べる人が増えていますが、認知症予防になっているということです。

卵は認知症予防食材

卵かけご飯の場合も卵黄を使用するといいですね。コリンを材料として細胞膜の材料であるレシチンや、神経伝達物質であるアセチルコリンが合成されます。レシチンも脳機能活性に関与します。レシチンは動脈硬化予防の作用があります。血管壁にコレステロールが付着するのを防止します。コリン不足が健忘症の原因の一つとされています。記憶力低下や判断力低下を防止するには、コリンに注目しましょう。その他にも認知症を予防するには食事と運動と心を管理することが大事です。

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