脳に有害なネオニコチノイド系農薬

ネオニコチノイドと呼ばれる農薬が急速に普及しています。そして、この農薬による被害が増えてきています。ネオニコチノイド系農薬は、人間の脳神経に悪影響を与えます。これは一世代前の農薬である有機リン系農薬となんら変わるものではありません。有機リン系農薬を使った野菜や果物を食べていると、妊婦が発達障害の子どもを生んだり、幼児に発達障害が発症したりすることがすでにハーバード大学医学部の研究で明らかになっています。

目次

ネオニコチノイドは有機リン系農薬に代わって普及

ネオニコチノイド系農薬は有害性においてはなんら改善されていません。ミツバチが突然、失踪し、巣が壊滅する事件が多発していますが、これなどは、ネオニコチノイド系農薬による典型的な被害です。この農薬を使った植物の花の蜜を食べたことでミツバチの脳神経が狂い、巣に帰れなくなり、そのまま死んでしまうのです。モモ、ナシ、ブドウなどの果物を大量に食べたあとで、急に意識障害になって病院に搬送される患者が増えています。これもネオニコチノイドの中毒症状です。これは市販のぶどうジュースを大量に飲んだ場合にも起こっています。こうした被害から身を守るためには、無農薬野菜、無農薬果物だけを食べるしかありません。そうでないものを食べる場合、一度に大量摂取は絶対にしないことです。アトピー性皮膚炎、気管支喘息などもこの農薬で悪化しますので、食べるものには気をつけてください。

ネオニコチノイド系農薬がジュースに残留

ネオニコチノイド系の農薬がぶどうジュースなどに混入していることがわかっています。本来、ぶどうジュースは、レスベラトロールなどのアンチエイジング成分を含み、健康に良い食材なのですがネオニコチノイド系農薬がジュースに残留しているとなると、危険性が高い食材となってしまいます。農薬を使用していない無農薬の果実や野菜や米をできるだけ選ぶことが大切です。木村秋則さんのお弟子さんたちが全国で無農薬農法を実践していますので、そのような農産物を選択することが大切です。無農薬野菜のことを危険だと攻撃している人もいまだにいますが、彼らは農薬が出現するまでは人類は無農薬栽培しかしていなかった事実をどう考えているのでしょうか。家庭菜園をする場合も、農薬のいらない野菜からチャレンジしてみましょう。

無農薬野菜は日本の農業を救う

リンゴは、昔から泥巻法でリンゴの腐らん病に対処していましたが、木村秋則さんは、まったく新しい方法で克服しています。桃栽培でもみかん栽培でも木村農法は応用できます。無農薬による自然栽培をまるでカルトのように悪評する人もいますがリンゴフラン病は農薬でも克服できていません。そして、有機リン系農薬は野菜の栽培にいまだに多用されています。ネオニコチノイド系農薬も果樹などに多用されています。安心やさい、サーフセラといった農薬落としの洗浄剤もありますが完全には落とせません。化学メーカー関係者による無農薬の批判は有機リン系農薬などを売らんがためのもので、木村秋則さんやそのお弟子さんをさかんに攻撃しているようです。遠野自然栽培研究会の佐々木さんも農薬の害を悟り、木村秋則さんの自然農法を学びました。無農薬りんごや木村さんへの批判は、農薬メーカーや農協など政府と癒着している集団による悪宣伝であり、だまされてはいけません。

あわせて読みたい関連記事: